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ひびこれ。

駆け出しのフリーライター兼翻訳者。ことばの箱、言語の波にのまれて生きる。

メンヘラアセクシャルが子宮を摘出するまで

この雑記はメンヘラの方、アセクシャルな方、それらを併せ持った同じくライターの方など全ての方に読んでもらいたいなぁと思っています。

私、中原流花は田舎で生まれた転勤族一家の長女です。

そこそこ不自由なく中流家庭に育ち、中の上な生活を送ってきました。

しかしいつからか、自分はずっと満たされないままの空虚な存在と化しており、16歳ごろに精神科に初受診し「双極性障害」と診断されました。

メンヘラ雑記は置いておきますが、女子校にいた私は男子に憧れるでも女子を好きになるでもない「宙ぶらりんな存在」として生きてきました。

人を好きになれないのです。

正確には、性的な意味での興味がまるでないのです。

私の愛は親兄弟やペット、友人、同僚に向けられる人類愛的なものでした。

そんな私の生理痛は年々酷さを増し、無排卵月経と呼ばれる症状に至り、「子宮を失くしてしまいたい」という自分への衝動が収まりませんでした。

この記事を読んで、今ここで気を害した方はすみません。しかし、以下からは「アセクシャル」かつ「メンヘラ」であり、耐えきれないほどの痛みに悶え苦しんだ私の記録です。

 

私は町の婦人科に行きましたが、そのヘテロ幸せ空間に耐えきれませんでした。子供を授かることで、女性は一人前になると言わんばかりの田舎です。

私はホルモン療法を試しましたが、薬の副作用で双極性障害がひどくなり鬱っぽくなりました。

結局、総合病院に紹介してもらい、ホルモン剤であり抗がん剤としてとも使用されるリュープリン注射を5ヶ月打ってきました。

これ、一本8000円くらいするんですよね。高いですけど生理が無くなるので快適です。

実はこの注射を打っている期間にも1ヶ月半、精神科に入院していましたので、もし精神科に入院している時に生理があればPMSは更にひどくなりおそらく子宮内膜症も悪化していたはずです。

今日の診察までに、手術の意思が変わらないのであれば、全摘手術をするということでしたが、私の意思は変わりませんでした。

病巣だけを取るのではなく、全摘して欲しいと。

女性の象徴である子宮があることが、嫌で嫌でたまらないのです。

まだ医学的な意味での年齢は若く、適齢期な為、医師は出来るだけ手術を避けようとしていましたが、今まで手術に対して疑問を持っていた様子の母が「この子が生きやすいなら、取ってもらえますか」と言ってくれました。

やりました!!!

大勝利です!!

完全にこちらの勝利です!!!!おめでとう私!!

今までアセクシャルだとか、子宮摘出の話に懐疑的だった母ですが、偶然病院に居合わせたご近所の方とLGBTについて話していたら、意見が少し変わったみたいです。

今の時代女性は子どもを産み育てるだけが幸せではない。

精神科に入院していたことはさすがに伏せていたでしょうけど、アセクシャルなんて珍しくもないです。

それに私は境界性人格障害でもあり、それによって思考が極端になりがちではありますが、手術してくれないなら腹を刺すと言いかねません。

実際やるかもしれませんしね。

そういうことで、来週はMRIと術前検査に行ってきます!!手術は11月29日の予定です。

 

精神科ルポライター、LGBTライターの方は多いでしょうけど、私なりの手術までの記録を残しておきます。

私、中原流花は男性でもなく女性でもない何かに生まれ変わるのでしょうか。